【はじめての龍王山】山頂から一望できる大和平野の大パノラマに感動

龍王山頂上からの眺望
ミチコ

こんにちわ!ミチコです。

今日は奈良県天理市の「龍王山」に登ったときの様子をお届けします。2019年5月、ゴールデンウィークが開けてからのひとり登山でした。

久しぶりの山登り、しかも初めての山でした。バテバテで汗だくになり、持っていった水がもう少しでなくなる、というピンチにみまわれつつ登頂、なんとか無事に帰り着くことができました。

そんな「はじめての龍王山ソロ登山」のレポートです。

【龍王山】と山の辺の道

龍王山と山城

龍王山は奈良盆地の東山麓、天理市にあります。南北に伸びる細長い感じの山で、遠目には伏せた動物の背中のように見えます。標高は586メートル。

かつて山城があり、南城・北城の跡が残っています。1536年、十市遠忠(とおち とおただ)によって改修着工、1578年には織田信長によって廃城となりました。500年後の今では、わずかに残された堀の遺構や石段などを見る程度です。それでも「お城があった」というのはロマンですね。

登山口は「山の辺の道」の途中に

「山の辺の道」を歩いていると、そんな龍王山がずっと遠目に見えています。山への登山口も途中にあり、登山グループを何度か見かけていました。

龍王山登山口。右の石畳の階段の道が「山の辺の道」

「2時間くらいかかったね」「意外と大丈夫だった」という会話をされていたのを耳にし、「私にも登れるかも」とふと思ってしまったんですよね。

そんなわけで、5月半ば、上天気の日にひとりで出かけました。

今回わたしが参考にした登山マップは「近鉄てくてくまっぷ」です。

近鉄てくてくまっぷ「龍王山展望コース」

A4紙に印刷した地図を「天理市トレイルセンター」や県内の桜井駅・天理駅の観光案内所などで手に入れることができます。橿原神宮前駅でも見かけましたよ。

【龍王山登山】2つのメインコース

てくてくまっぷ「龍王山展望コース」によると、メインのルートは2つあります。

  • 長岳寺ルート(北側ルート):長岳寺横から出発し、尾根筋を行く。谷や、傾斜のきついところもあるが、最も利用されるコース。崇神天皇陵方面に下山。頂上まで距離は短い。
  • 崇神ルート(南側ルート):山の辺の道の途中、崇神天皇陵近くの登山口から谷沿いに登っていく。序盤は楽だが、距離が長く、最後の方は傾斜のきつい階段が続く。

今回は崇神ルートで行くことにしました。「山の辺の道」は何度も歩いているので、知っている登山口からのほうがいいかな、と思ったからです。「距離が長い」といっても標高は586メートル、二上山よりちょっと高いかな、くらいに思っていました。

ミチコ

これがとんでもない思い違いでした。登り始めて気づくことになりました。

スタートはJR三輪駅:9時40分出発

登山口のある崇神天皇陵の最寄り駅はJR柳本駅です。が、今回はJR三輪駅から出発することにしました。少し遠回りになりますが、「山の辺の道」を歩いて崇神天皇陵近くまで行き、その続きで龍王山に登ろうと計画しました。

朝9時40分、JR三輪駅を出発。まず「大神神社」(おおみわじんじゃ)を目指します。

大神神社で登山の無事を祈願

参道の緑がいよいよ美しい大神神社に到着。

大神神社鳥居
大神神社二ノ鳥居。
大神神社拝殿
大神神社拝殿。山登りの無事を祈ります。

拝殿から儀式殿の前を通り、「くすり道」を抜けて狭井神社に向かいます。

狭井神社脇
狭井神社鳥居横。

ハイキンググループがガイドさんの説明に聞き入っていました。今日は狭井神社にお参りはせず、先を急ぎます。

山の辺の道・桧原神社への道

春まだ浅い山の辺の道を歩く

「山の辺の道」をたどって龍王社登山口まで

狭井神社を過ぎると人通りがぐっと少なくなりました。次のチェックポイントは「檜原神社」(ひばらじんじゃ)です。

玄賓庵
玄賓庵の庭をのぞき込みます。

緑が美しい「玄賓庵」(げんぴあん)を過ぎると、三輪山の裾野に入っていきます。いかにも「山の辺」といった風情の道を10分ほど歩き、10時30分、檜原神社に到着。

檜原神社到着

檜原神社
檜原神社。独特の三ツ鳥居が陽に輝いています。

いつ来てもすがすがしい気持ちになる檜原神社。三輪山を背に、少し高台にあるので、風が渡っていきます。休憩用のベンチがあるので、一休みしました。

青垣
檜原神社を出てすぐの道。

「大和青垣国定公園」。向こうに山の稜線が見えています。龍王山です。

山の辺の道・初夏の風景

養蜂
養蜂作業中。

箸中の村中に降りてきました。養蜂の作業中です。「日本ミツバチの里」という案内ボードを見かけていたので尋ねてみましたが、集められていたのは「セイヨウミツバチ」とのことでした。

テイカカズラ
芳香ただようテイカカズラの花。
苗床
苗床も着々と準備。
野いちご
野いちごです!
エゴノキ
満開のエゴノキ。芳香。

山の辺の道沿いにある「万葉の楽園」という薬草園で満開のエゴノキを発見。エゴノキはその樹脂が安息香(香料)の原料となる花木で、本当にいい香りがします。花もかわいい!

DATA:万葉の楽園(桜井市穴師)フェイスブック

陶芸
「桜三輪窯」さん。満開の花。ウツギ(空木)かな。

この時期の山の辺の道はおびただしいほどの花・花・花ですね。歩くのが本当に楽しい。

ミカンの花
こちらはミカンの花。
アブラナ
菜の花(アブラナ)の実。

景行天皇陵から登山口へ

景行天皇陵前
左にアブラナ畑。右の柵は景行天皇陵のお堀の柵です。

来た道を振り返ってみました。菜の花畑(有志で管理されています)と右手は景行天皇陵。

龍王山
龍王山が見えてきました。右手のもっこり山は丸山古墳(景行天皇陵飛地ろ号)。

景行天皇陵を過ぎると、龍王山が近くに見えてきました。尾根がくっきり!陰影があって緑豊かな山ですね。

このあたりは渋谷町。景行天皇陵も別名「渋谷向山(しぶたにむこうやま)古墳」と呼ばれています。山の辺の道もゆるやかな丘陵地帯を進みます。

見晴らし抜群の休憩スポットで一息つく

山の辺の道・休憩所
見晴らしのよい休憩所。

藤棚のあるトイレの脇の坂道を登っていくと休憩スポットがあります。(坂道は数メートルですが、道幅が狭いので気をつけて。)ここは見晴らしがよくてお弁当スポットでもあります。生い茂っているのは柿の木。春には桜も見事です。

「龍王山登山口」はこの休憩スポットのすぐ横にあります。JR三輪駅から歩き始め、ここまで約1時間45分。天気が良すぎて、かなり汗をかきました。休憩して呼吸を整えます。

登山口案内の道標
龍王山登山口。頂上まで 4.0 km。

龍王社登山口から出発:頂上まで 4 キロ

すぐ近くに「崇神天皇陵」が見えます。このコースが「崇神ルート」と呼ばれる所以ですね。

10分ほど休憩し、11時35分出発。

ミチコ

いざ、龍王山頂上を目指してゴー!

タケノコ
タケノコがにょきにょき。

歩きはじめのころは竹林。タケノコが1メートルくらいに成長していて、ニョキニョキ出ていました。

このあたりで杖に使えそうな木の枝を拾いました。この木の枝、あとでものすごく役に立ってくれました。もしかしたら、誰かが置いていってくれた杖だったのかも。

通行止めの道
通行できない道もありました。崩落があるのかな。

谷筋を上がっていくようなこのルート、雨が降ると水が流れ込むので注意が必要のようです。

道の脇が崩れている
道の脇が削られています。

登山道の脇がけっこうえぐられていて、ビクビクものでした。

クロスロード
いろいろな案内版や注意書きが林立。

山頂まで2.5キロとあります。登山口から1.5キロ上がってきました。

※この指標だと、天理市トレイルセンターから山頂まで4キロです。が、登山口からトレイルセンターまで0.5キロあるんですよね。登山口の道標では頂上まで4キロだから、実際にはトレイルセンターから頂上までは4.5キロあるのでは?歩く距離ではなく、直線距離なのでしょうか?

赤い奈良県マークのロゴは奈良県の観光局が運営するウォーキングポータルサイト「歩く・なら」のものです。ウォーキングマップやルート探しに便利。よかったらチェックしてみてください。

奈良県のウォーキングポータルサイト「歩く・なら」

縦書きの「龍王山古墳群・中世山城跡探求ルート・歴史と健康の道」は天理市観光協会の案内板のようです。

中間地点に到着・山頂まで2キロ

12時。ちょうど中間地点の道標まで来ました。

いよいよ登山道
山頂まで2キロ・トレイルセンター(天理市)まで2キロ。
ミチコ

やっと中間点まで来たー。

古墳群の案内版
龍王山古墳群の案内板。

歩くのに必死で、古墳群は目に入りませんでした。岩がごつごつしているな、という印象でした。谷を歩いているので薄暗かったですね。

ミチコ

古墳はどこに?いっぱいあるはずなんだけど……

石
石
石

かわりにこんな積石がいっぱい。一組の家族と行き違ったのですが、小学生の少年が石積みをしながら下ってきていました。大きい石は無理だと思うけど、小さいのは彼が積んだのかな?

針金に注意
針金に注意。
針金
足元に注意。

道先案内の先に白い注意書きが付いていて「針金に注意」とありました。足元を見ると、石が崩れるのを防ぐために針金ネットが敷かれていました。ズルズル崩れて滑りやすいのでしょうね。足をひっかけないように注意して登ります。

山頂まで1.8キロ 暑さと長い登りでバテる

さっきの道標からまだ200メートルしか登っていません。

12時15分、山頂まで1.8キロの地点まで来ました。

実は中間地点を過ぎたあたりからバテ気味で、すっかり息が上がっていました。

龍王山の高さは586メートル、二上山(雄岳の標高517メートル)よりちょっと高いくらい、と思っていたのですが、山のカタチが全く違いました。

二上山はお椀をふたつ伏せたような感じで、ふもとから頂上をめざして一気に登ります。ところが龍王山は裾野が広く延々とした登りが続く山でした。いくら登ってもなかなか尾根に出ず、本当にしんどかったです。

かなり汗をかいていたので、早めに水分を補給し、速度を落として歩くようにしました。ここで熱中症になったら助けてくれる人もいません。ソロで行く怖さをじわりと感じました。

ごろごろ石
ゴロゴロの道で足元をとられないように注意。
急な階段
この階段を見たときには絶望 ww。

かなりの急坂の階段をハーハーで登ります。水を飲みたいところですが、なんと残りペットボトル半分くらいになっていて、節約しなければなりませんでした。

水分不足でピンチに

500mlのペットボトル2本を持っていったのですが、1本は早々に消費、残りの1本を注意深く飲んでいくしかありません。一瞬ここで下山しようかな、と思ったのですが、距離的には3分の2は登って来ていたし、ゆっくり休みながら行こうと決めました。

道標
山頂まであと1キロ!ゴールが見えてきました!

12時45分、山頂まで1キロまで来ました。この道標はちょうど「長岳寺奥之院」との分かれ道に建っています。左に行くと奥の院。が、距離が80メートルあります。往復160メートル。しんどくて、この距離を歩く気力がありませんでした。

脇道にはそれず、山頂だけを目指します。息も絶え絶えでしたが、そのとき!

山水を発見

湧き水
水です!
ミチコ

命の水です!これでわたしは生き延びられます!

いやー!水です!これを見たときには、杖もリュックも投げ捨ててかけ寄りました!文字通り、ひざまずいて両手で水を受け、顔を洗いました!

水は冷たくて気持ちよく、何度も何度も顔を洗い、頭からかぶりました。顔を伝う水をなめてみたら、汗で塩辛くなっていました。きれいな水でしたが、少し口を湿らせる程度にしてゴクゴク飲むのはやめました。かわりに空のペットボトルに水を入れ、非常用として持っていくことにしました。

登山口からここまで1時間15分かかっています。

最後の階段
延々と続く階段。

冷たい水のおかげで少し元気を取り戻しましたが、この階段は本当にしんどかったです。

でも今まで薄暗い谷道を歩いていたのが、少し明るくなり、見上げると青い空がちらりとのぞいています。もしかしたら尾根に上がる道なのかも?そう思って最後の力を出しました。

林道に出た
階段を登りきると、広い道に出ました。

階段の道から、いきなり広い道に出ました。左手の方を見るとマップもあるしお手洗いもあります。今まで「山道」を歩いてきたのが、急に平坦な道に出たのでびっくり。

山頂まで500メートル あと一息

頂上への案内
山頂まであと0.5キロです。

あと500メートル!道は明るいし、広いし、だんだん元気が出てきました。ゴールが見えてくると頑張れるものですね。

藤井・田龍王社

田龍王社
藤井 田龍王社。

この小さな神社の横に休憩用のベンチがあり、なんと水道水が飲める蛇口もあるそう。ベンチがあるなあと思ったものの、水道はまったく目に入りませんでした。

DATA:藤井・田龍王社 奈良県天理市田町(たちょう)

舗装道路
舗装道路です。
車
え?車?

なんとこのあたりまで車で来れるとは!知りませんでした。(あとでチェックしてみたら、龍王山第3のルート「天理ダムルート」はずっと舗装道路を頂上近くまで登ってくるルートで、車で来れるルートなのです。)

ミチコ

こんなに苦労して登ってきたのに?

気を取り直し、さらに山頂を目指します。

詩碑
詩碑。

「二階堂高校の歌」とあります。

青い山並み 春萌える
龍王山の 峰はるか希望の光り 雲染めて
明ける高校 さやわかに
ああ 華かおる二階堂

あとで調べてみたら、奈良県立二階堂高校(天理市)の校歌でした!龍王山に校歌の歌碑があるなんてすごいな。

頂上付近案内図
頂上付近「龍王山城跡」のマップ。

地図がありました。山頂への道を確認します。龍王山の山城は「北城」と「南城」があり、わたしが目指すのは山頂である「南城」城跡。北城へはさきほどあったトイレの背後の道をたどればいいらしいです。

両方行けたらよかったのですが、「北城」までの距離も時間もはっきりわからなかったので、今回は「北城」はあきらめ、「南城本丸跡」を目指します。

いよいよ山頂「南城跡」へ

頂上への落書き
南城本丸跡。「龍王山頂」の矢印が。

落書きはいけないんですけど、この落書きには思わず「ありがとう」でした。おかげで迷わず進めました。

頂上への階段
ああ、また階段が…。

またも出てきた階段にビビりながら登ります。

平地に出ました
平地に出ました。

何度か階段を登り、平地に出ました。山の上とは思えない平らな場所。お城が建っていたのかな。

頂上。
ちいさなフィールドアスレチックがありました。

小さな広場に出ました。見回しても登りの道はありません。

ミチコ

どうやらここが山頂みたいです!

山頂
竜王山。

13時12分。龍王山到着です!登山口から1時間40分かかりました。

龍王山絶景のパノラマに感動

眺望案内図
「奈良県景観遺産」の案内板。

案内板の向こうに広がるのはこの奈良盆地の景色!

絶景
奈良盆地の眺望!すごい!

西側の金剛山・葛城山・二上山の青い山々を背景に大和平野の大パノラマが広がっています。思わず「うわーっ!」と叫んでいました。

龍王山は標高約586メートルなので、遠すぎない、手が届きそうな感じです。大和三山や眼下の古墳群、天皇陵、家々まで手に取るように見えています。

絶景
少し左(南)の方角。

二上山のさらに向こうは大阪。そのさらに向こうに明石海峡大橋が見えるときもあるそう。

ミチコ

この風景!登ってきたかいがありましたー!

疲れが吹き飛ぶような景色でした。本当に登ってきてよかったです。

その後、持っていったカロリーメイトを食べたり、水分を少し補給したり、30分ほど山頂のベンチに寝転んで休憩しました。頂上にはわたしと、車で来られたらしいご夫婦の3人だけ。静かな時間を満喫しました。

長岳寺ルートを下山する

13時35分、下山開始です。さきほどのトイレのところまで降りてきました。

分かれ道
「北城本丸跡」への道が見えます。

登ってきた「崇神ルート」をもどるのではなく、北側の「長岳寺ルート」を下ります。

柳本に下る
案内板の左の道を下ります。

柳本・長岳寺への道を下ります。

石仏
石仏。四頭身でなんかかわゆい。

長岳寺ルートには石仏がいくつかあります。

ベンチ
木の根っこが蛇に見えてドッキリでした。

休憩できるベンチもところどころにありました。

のぼりの途中で、ほどよい長さの木の枝を2本ゲットしていたので、それをストックのように使ってくだっていきました。

巨樹
苔むした巨木。
シダ
シダが揺れています。

シダが密生する谷道を、走り下りていきます。

案内図
枯れ枝や露出した岩の苔ですべりやすい。

ピョンピョン調子よく降りていきました。スピードがつきすぎて、膝にきそうな感じ。足元に注意しながら降りていきます。あと1キロちょっと。

石仏
緑に囲まれたかわいい石仏。
下山
一気に里へ降りてきました。

14時35分。下山開始から1時間で、あっという間に里へ降りてきました。

杖
何本か、杖が立てられていました。

拾った木の枝を2本杖代わりにしたおかげで、楽に早く下山することができました。2本使いは最強でした。次回は絶対「トレッキング・ポール」(ストック)を持って来ようと思います。

長岳寺へ

長岳寺
長岳寺が見えてきました。
長岳寺ツツジの道
花の寺、長岳寺。5月はツツジです。
長岳寺
ツツジの道。

4月末から5月初め、両側がツツジで埋めつくされる道です。ちょっと遅かったかな。まっすぐ山門へ向かいます。

長岳寺山門
長岳寺山門。猫がいます。
長岳寺ルートの案内
長岳寺ルートの出発点。

「長岳寺ルート」の出発地点です。左脇の道ですね。

天理市トレイルセンターに到着

長岳寺のおとなりにある「天理市トレイルセンター」でトイレ休憩します。登山中、一度もトイレには行きませんでした。(尿意なしww)

汗まみれの顔を洗い、スッキリしました。

天理市トレイルセンター
天理市トレイルセンター。

イベントがあるようで、あわただしく準備が進んでいました。

ピザ窯
本格ピザ窯設置。
とりめし
わたしは「とりめし」で遅い昼ごはん。

洋食katsui(勝井)のとりめし(炊き込みご飯)で遅い昼ごはんとしました。200円といううれしいお値段です。トレイルセンターにはお茶のサービスがあったので、存分に喉をうるおすことができました。(コロナの今、お茶のサービスは休止中)

龍王山をふりかえる
龍王山。

JR柳本駅に向かう道で、ふり返ってみました。龍王山がゆったりと横たわっています。あそこに登ってきたのかあと感慨深いです。

リノベーションされたJR柳本駅

20分ほどでJR柳本駅に到着しました。駅舎がJR西日本から天理市に譲渡されたのが2018年。天理市が駅舎をリニューアルし、すっかり生まれ変わりました。

JR柳本駅
きれいにリノベーションされた駅舎。
ピクトン開店
駅中食堂&インフォセンター「ピクトン」。
改札
向かい側・西口の改札もできました。

柳本駅、以前は本当にさびれた感じで、白いペンキも剥げていたりして、ひなびたローカル駅でしたが、いい感じになりましたね。また寄らせていただきます。

ヘロヘロになりながら登った「龍王山」。もう少しゆっくり登れば余裕を持てたなと反省しました。あとは水分は多めに持っていくこと。これは大反省です。

山頂からの眺めは本当に素晴らしかったです。さらに途中の古墳群や、石仏、長岳寺奥之院、龍王山北城・南城跡など、見どころがたくさんあります。山登りと史跡めぐり。一石二鳥の龍王山、機会があったらぜひ登ってみてください。

わたしももう一度チャレンジしてみます。

最後に今回のひとり歩きのタイムラインを載せておきますね。

09:40 JR三輪駅出発
10:00 大神神社
10:30 檜原神社
11:15 景行天皇陵
11:35 登山口より登り開始
11:50 山頂まで 2.5km 地点
12:00 山頂まで 2.0km 地点
12:43 山頂まで 1.0km 地点
12:58 山頂まで 0.5km 地点
13:12 登頂
13:35 下山開始
14:35 里へ降りる
14:46 長岳寺山門到着
15:10 天理市トレイルセンター出発
15:27 JR柳本駅到着

天理観光ガイド・天理市観光協会 オススメ散策コース
龍王山歴史と健康の道ルート